前回、ツマグロヒョウモンの記事をアップして、数日後のこと。幼虫の姿が消えてしまった。
いつも調べるのは、仕事を終えて、帰ってからのことだから、夜の11時過ぎに,LEDライトで調べるので、見過ごしてしまったのかも知れない。次の夜も、探してみるが、どこにも見えない。もう、エサが無くなったから、自力で、エサを求めて、ベランダを抜け出したのだろうか?決死の覚悟で…
そう思いつつも、そう言えば、この前、ケイトウゲイの葉に、ぶら下がるような状態で一匹を見つけたのを思い出し、
(これは、すぐに、つまんで、スミレの残っている葉の上に、戻したのですが。)周りのケイトウゲイの鉢を、丁寧に調べ始めると、驚いたことに、鉢にぶら下がっているサナギを見つけたのです。あちこちに引っかかっている、ケイトウゲイの枯れた葉と同じ色だから、見つけにくかったのでしょうね。(^_^;
(・_・)え?サナギになってしまったの?じゃあ、エサは必要ないじゃん。なおも探すと、ケイトウゲイの葉や茎にぶら下がるサナギを発見。この夜は、結局、3匹しか発見出来なかった。ただ、大きい幼虫が3匹と、や奴降りの幼虫が3匹居たはずだから、大きいのがサナギになり、小さいのは、ベランダから逃げ出したのかも知れないと考えて、
うれしさと、悲しさがない交ぜになった気持ちのまま、ベランダの戸を閉めたのです。(^_^)
ところで、昆虫に、特に興味があるわけでもない僕が、何故、こんなに、蝶の幼虫や、サナギに、一喜一憂するのだろうか。自分でも、しかとは、わからないけれど、妙に、小さな命に対しても、世の哀切を感じる近頃の僕なのです。そう言うことが、解る年令になってきたと言うことなのかも知れないですが。
悪く言えば、これぐらいのことしか、身近な出来事がないからかも知れない。でも、若い頃、子供の頃感じなかった、思いや感情が、いろいろな生命体や、世の出来事に対して、敏感になってきているのも、事実なんです。
この、さなぎのむねから頭にかけての、白っぽく見える粒々が、金色に光って見えるのが、このサナギの特徴で、とても、きれいなんです。
手に載せて写したものだけが、何故か、色が黒く変色したような色ですが、腐っているわけでもなくて、生きています。生きているのが何故解るのかというと、ちょっと、強い刺激を与えると、はっきりと、ビクンと言うふうに、動くのです。今の今まで、サナギが動くとは、知りませんでした。(^_^;
これで、サナギは5コですが、全部で6匹居たはずです。残りの1匹はと言うと、最後の写真での、成虫です。これで、全部が、生きていたことになり、安心しました。
これは、植木鉢を持ち上げて、サナギを探していた時、僕には見えていなかったのですが、隣の鉢のどこかに、止まっていたようです。
突然、蝶が飛び出し、しかも、あまりにぎこちない飛び方で、隣の駐車場の黒い車の屋根まで飛んで、其処に止まって、休んでいるふうでした。
無理無理の、ズームで写したものです。ボンネットの熱に、やられはしないかと心配です。
今見ると、居ないです。今度こそ、自分の意志で、飛び去ったのでしょう。
南の、九州目指して、頑張って飛んでいって欲しいです。
一匹だけいた黒っぽいサナギは、もうじき、成虫が出る前の、色の変化かも知れません。
スミレは、いつ咲いたものか、根本付近に、可愛らしい種を着けていました。そして、もう新しい葉が何本も出始めています。驚きの成長です。来年は、4鉢ぐらいに、スミレを増やそうと思います。いや、今年の冬を越すツマグロが、また来るかも知れません。それも、楽しみかな。それまでに、スミレがしっかり生長するように、朝5時15分起床での水やりを毎日欠かしません。(^_^)
新顔、登場です。全部で5匹居ます。でも、一月ほど前から出ている新芽を食べ尽くしてしまい、子の、色の抜けた、悪い葉を食べ始めています。栄養があるのかどうか、心配な面もありますが、食べているので、もう少し、様子見です。とりあえず、ちょっと安心。ここまでは、順調に、成長しているようです。(^_^)
これも、新顔です。
何かの柑橘系の種を、埋めていたようです。何ヶ月か、前から、目を出し始めて、ここまで大きくなりました。現在の葉は、4枚。新たに、てっぺんに、新芽が出始めています。今度こそ、順調に、育てたいです。
そう言えば、柑橘系の種は、ドングリみたいに、埋めておけば、普通に、良く発芽するそうですね。それを知らずに、喜んでいたバク(ボクとバカをくっつけました。)でした。(^_^;